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精霊使いと人間のニ種族が存在する世界。 かつては共存していた二種族の間に徐々に軋轢が生まれ、やがて互いに互いを迫害し合うようになり、それは大きな争いへと発展した。 張り詰める空気の中。精霊使いに対抗するべく生み出された剣士達の集団、騎士団に所属するシラは精霊使いの王の婚礼から逃亡した美しき魔女・グラーニャの監視を命じられてしまう。 本来は敵同士のはずの2人は監視という役目を通じて共に過ごし、共に戦い、様々な強敵と相対し、2人の関係に少しずつ変化が現れていく。けれど歪みきった世界はやがて2人に残酷な運命を突きつける。 これは。悲哀と絶望に満ちた世界で生きた剣士と魔女の物語 ───────────────────────────────── ❖←が付いている話は挿絵付きです。 イラスト:七草マキコ様 作
読了目安時間:3時間15分
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戦乱渦巻く大陸の覇権。手にする者はただ一人。 ヘラス都市連合の将軍テオドロスとアリアナ帝国の大王ダリウス。 二人の若き指導者が舞台に立ったとき、エウリシア大陸の歴史が大きく動き出す。 そんな中、帝国の魔術師クシャはかつての友に請われ、 彼が望むかどうかに関わりなく時代の荒波に飛び込んでいくこととなる。 その手は時代を打ち砕くか、繁栄を守り抜くのか。 剣戟と神秘、軍靴と策謀が織りなす大河ファンタジー戦記、開幕。 *** この小説は、古代ギリシア・オリエント風の世界観で繰り広げられる、 戦争や政治をテーマにしたファンタジーです。 戦闘、軍事、策謀など戦記物が好きな方はぜひ一度御覧ください。 ・この小説は戦争、紛争、民族問題などをテーマに含みます。 ・作中に一部差別的な言葉を用いていますが、作品世界上のもので、 特定の人たちを差別する意図は一切ありません。 ・この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
読了目安時間:7時間55分
「この願いを叶えるためなら、命も、世界も、かけてみせる――」 五〇〇年前。万能の力を持つ鬼神が、命の終わりに、自らの魂を日本中にばらまいた。 そして、鬼神の魂のかけらを宿した妖怪「鬼」と、かけらを宿した人間「鬼人」が生まれた。 鬼人は、鬼を倒し、その魂を吸収して右手中指の赤い石を花の形に成長させれば、どんな願いも叶えられるほどの万能な力を得られるという。 鬼人である中学三年生の斎王 竜は、自らの願いを叶えるため、毎夜、鬼と闘っていた。 一方、陰陽師の末裔である中学三年生の影宮 陽は、竜の幼馴染であり絶世の美少女・東条 姫と付き合っていた。 夏休み前日、陽は、姫とファーストキスを交わす。 だが、その夜、竜は陽を殺すため、影宮神社へ向かう。 この出来事が、彼らの出会いが、世界を揺るがす戦いを手繰り寄せていく……。 ーーーーー イラスト さらまんだ(U-pa) 装丁・HP 兎月ルナ
読了目安時間:1時間15分
人狼少女は表社会では最強になれなかったので裏社会で無双する!!
ノベプラ初連載です!宜しくお願いします!
9,000
20
現代/その他ファンタジー
長編
169話
349,120字
2023年6月9日更新
2024年10月。 魔法やモンスター、ファンタジーの類は全て空想上のものと認識されている表社会。だがその常識を覆すように、裏には異能エネルギー、異源素(ゼレメンタル)を体に宿した異人(ゼノ)と呼ばれる異能者たち。表向きに彼らは普通の人間として扱われるも、日の当たる表社会から遠回しに異能ごと存在を否定されている彼らは、犯罪や抗争も辞さない裏社会を中心に君臨している。 主人公、初月諒花(はつづき りょうか)は生まれつき、強力な人狼(ヴェアヴォルフ)のチカラを宿した異人(ゼノ)。中学二年生。 男勝りで容姿端麗、人狼の拳と体術で敵を蹴散らす、黒い長髪に長身の少女。 小四からの親友である異人(ゼノ)の黒條零(こくじょう れい)とともに、互いに支え合い、時には喧嘩することはあっても、襲い来る裏社会の怪物たちと戦い続けてきた。 諒花には幼少の頃から夢があった。 空手の選手になってオリンピックで金メダルをとりたい。そのために中学進学時に空手部を希望した。しかしスポーツをする上でプロアマ問わず義務化されているメディカルチェックで不合格となり、夢を絶たれてしまう。 一方、零には誰にも言えない、ここまで約5年隠し通してきたある秘密があった。 それは上官から言い渡された、諒花の監視命令。 だが任務を果たせば零の望みを叶える。 零は諒花を友達として時に励まし、支え、その傍らで剣を振るう。裏で友情を踏みにじる後ろめたさに締め付けられながら。 夢を絶たれるも前に進む諒花と、親友を演じながらも裏切っている零。二人の行く末やいかに。 ※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
読了目安時間:11時間38分
かつて魔法という奇跡があった。 魔法は人智を超越した現象を起こし、栄えた。しかしそれは、人々の技術の発達により神秘性を失っていき、影を潜めるものとなっていた。 時は流れ鉄と電気の時代。 一人の少女がいた。 名前はエメ。意思の希薄な兵士だった。敵国の王を殺したという不可解な罪で左遷されることとなった彼女は、騎士という称号を得て辺境の村を守護する命を受ける。 彼女はそこで様々な想いと、そして自分の愚かさについて知っていく。自分の無知さと後悔、そして贖罪を。 ※髪色に対して差別表現がありますが、決してそれらを助長するものではありません。 2/28に第一部完結しました
読了目安時間:7時間18分